ひさしぶりに生のドラムを演奏してきた。たった一時間だったが終わってスタジオを出たら脳ミソがシュワシュワしてた。軽いトリップ状態?
両腕の動きについては自宅練習で散々やったのでほぼ問題なしだった。
一番の収穫はやはりフットワークだろう。課題として「ヒール・アップのオープン奏法」というのがあった。
そのためにまず椅子を高くし重心がすべて腰にくるようにしっかり座る。足に体重が乗らないようにするためである。
次にペダルのスプリングのテンションを最大にキツくし、ビーターの角度も最大にした。それで「踏む」のではなく「落とす」イメージで演奏すればそんなに苦もなく「ヒール・アップのオープン奏法」はクリアできた。とくに太股がつるような感覚もない。もっとスプリングのテンションをキツくできたらもっと楽かな、とは思ったが。
で、コレの最大のメリットは「手足四本」という感覚が実感できたこと、だ。
腰に重心があることによって両足に体重が乗ってないので両足が自由になる。いままで足に体重を乗せて「踏み込んで」演奏していたのだが(ヒール・アップのクローズ奏法)、それだと「足がなにやってるか不明」状態だった。はずかしながら「両腕+なんとなく足」な状態だった。
でオープン奏法だと余分な力が入らなくなり両足の感覚は明確になった。そのため両足がなにをやってるかわかるようになり「両腕の感覚」の位置までクラス・アップした感じである。つまり「手足四本」である。
次に足のダブルのときにスライドさせるのを止めにした。要は「アップ・ダウン奏法」にしたってことだが、やっぱスライドさせると不安定になるので、ワタクシの場合は足の裏がペダルに接している場所は動かさず上下運動のみで行う、と決めた。「音量」&「速さ」的にも特に問題なかったし。
やっぱ足も自宅練習できればなぁ~と思った。そのためにはまず椅子だな。
おまけ編として、「ウラを歌う」練習は歩きながらするといい。「8ビート」「16ビート」「三連系」と歌うウラを変えると歩き方まで変わる。つまり「体の動き」が変わる。つまりそれが「グルーヴ」というものなんじゃないかと思ったわけです。
また近いうちスタジオ行こ!
wednesdaynovember142012