mongolian chop sticks
小説「長城のかげ」
項羽と劉邦のまわりの人間たちを描いた短篇集。
中国古代史において「楚漢戦争」で最大のクライマックスをむかえる。と、個人的には思っている。
司馬遼太郎のあの傑作「項羽と劉邦」がワタクシは大大大好きなのだが、それに描かれている「劉邦像」と宮城谷氏が描く「劉邦像」は若干違うように感じた。
司馬氏の劉邦は人間臭くドジっ子キャラな人物だったが、宮城谷氏の劉邦はもっと神秘的な「器」のデカさをもつ男として描かれていたようにおもう。
とにかく中国史のなかでこの時代が一番好きだ。
長城のかげ (文春文庫)
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sundaydecember302012
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