中国最古の王朝といわれ、つい最近まで実在が疑われていた「夏」王朝末期のお話。摯(伊尹)が商(殷)の湯王をたすけ夏王「桀」を倒し、商王朝をひらくまでが描かれている。
「文字」が存在しない時代のことなので文献も記録もほぼ残っていないが、そのわずかな記録をもとに著者の想像力で活き活きとしたリアルさを帯びた物語になっている。
湯王が投獄されたりするなど、商が周に倒されるときと似てるのは偶然か?
なにはともあれおもしろかった。
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sundaydecember302012


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