はじめはひどかったな。常時スティックを握りしめて力まかせに叩きつけて、抑えつけてたな。当然、音色は汚くてタイムもヨレヨレだった。ただの「エクササイズ」に成り下がってたな。まったく「音楽」でも「演奏」でもなかった。
「音符に縛られること」は必ずしも正確性を約束しない。むしろ逆の結果を生む。結局それは「音楽」でも「演奏」でもなくなる。本来、ドラムから出る音が演奏者の「歌」にならなければならないのに……。
ひとつに、フォームを見直した。脱力から振り上げ、振り下ろす。そして「打つ」瞬間だけ「ギュッ」と握る。ムチのように。そのコツを学んだ。
そして「ウラ拍」。「リズム」または「グルーヴ」の源。
しかし「フットワーク」疎かだった。トホホ……。「下から固める」のが正しいのかも。つもり「キック」。ハイハットやライドシンバルのレガートはガイドじゃなく「色彩」かも。
そして究極には「アンサンブル」。果たしてオレは「アンサンブル」のオーガニズムを体感したことがあるのだろうか?
つまりは未だに「ドラムを習得した」とは言い難い、と言うことか……。う~む。
fridayaugust102012
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