「シド・フィールドの脚本術」と「シナリオの基礎技術」にあった方法論を拝借し自分流にアレンジしてみた。
イメージとしてはこんな感じ。
図では左から右へ物語は流れる。
そしてこのスキームを物語全体はもちろんとして、物語を形作る各々のエピソードにもあてはめて構築していく。その各々のエピソードのスキームの時系列はのちのち整えることとする。
まず、決めるのは「エンディング」である。これが主題である。エンディングのために全体があると言っても過言ではない。
そして、その次に作るのが「オープニング」である。これは「エンディング」のアンチテーゼである。
そして「プロット・ポイント1」に行く。これはいままで膠着していた物語世界が転がり出すポイントである。
次の「プロット・ポイント2」は転がり続けた物語の方向を解決へと急転回させるポイントである。
まず、この四つのポイントをこの順番で決めていく。全体のスキームを決め、全体を形成する各エピソードを順不同でつくっていく。それぞれのエピソードのスキームができたらそれを分解し、全体スキームの「状況説明」「葛藤」「解決」の「面」の部分に時系列に沿って入れていく。
ここまでがいわゆる「大箱」「中箱」作りにあたると思う。これを設計図とする。
この次段階は、各ポイントをくわしく書き出してディテールを彫り出し、順序などを整理してシナリオの形に近づけていく。これは次の「小箱作り」の下準備といってもいい。
とりあえずいまのところはここまで。
シド・フィールド
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sundaynovember112012



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