ワタクシにとって初の宮城谷作品。正確には「重耳」を読もうとしたのだが冒頭で挫折した。しかしこの「管仲」はトントン拍子で読み進んだ。下巻なんか一日で読んでしまった。
ワタクシ自身は管仲について「諸葛亮孔明が自分を管仲、楽毅に匹敵するとか言ってたあの管仲か」くらいの知識しかなかった。管仲は中国史上もっとも偉大な名宰相ということだ。
鮑叔との友情が「管鮑の交わり」といわれ有名らしい。その鮑叔との関係を軸に物語は展開していくのだが、著者・宮城谷昌光の中国古代史に関する造詣が深くて感嘆する。しかもテンポもいいし、どんどん読み進められる。
また宮城谷作品を読みたいと思った。さて次は何を読もうか?
sundaynovember112012


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