mongolian chop sticks
小説「孫子」
以前から孫子に興味があったのですが兵法書はいまいち読む気になれなかったので小説を読むことにした。
「天と地と」で有名な海音寺潮五郎の「孫子」だ。上巻は嫁から蔑まれるダメ親爺の孫武が趣味で追求していた「兵法」が思いがけず呉の宰相・伍子胥に見出され本人の意志とは関係なく成功していくという痛快劇になっている。対称的に、下巻は孫武の子孫・孫臏が友人に裏切られ両足切りの刑に処された仇をうつという復讐劇になっている。
古代中国の雰囲気が感じられて楽しかった。次は古代中国の小説といえばこの方、宮城谷昌光の「管仲」を読も!
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mondayoctober292012
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