あるひとつの達観

ふと気づく。

ワタクシは本来、楽器を自らの「声」のように扱うタイプではないらしい。そういう演奏者こそが「演奏者」たる所以なのだろうが。ワタクシだってそれをめざしてきた。ギターでははじめっから無理だと直感したのでドラムでそれをめざしてきた。

しかし、今日ふとくるりの「ブレーメン」や「ロックンロール」をコピーしてたら、ふと気づいた。

「自分はひとつひとつの音を構築してゆくために楽器を奏でるのが好きなんだ」と。音が重なってリズムを形成してあるカタチになってゆく。それが、好きなのだ。そのために楽器をつかっているのだ。「道具」として。

楽器を自分の声のように自在に扱おうとめざせば目指すほど楽器にコントロールされてゆく。最近そんなことをちょうどおもっていたところだった。

まあ、「プレイヤー」向きではないってことだな!

wednesdayfebruary062013

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