
二月なのに小春日和である。
「小春日和」てのは本来、晩秋から初冬に使われる言葉なそうな。11月に使われるものらしい。それくらい生ぬるい気候だった。
上野の国立博物館に「円空展」を観に行った。まるで不動明王をデフォルメしたような「両面宿儺坐像」が一番よかった。岩の台座や火焔光背は不動明王から来てるのだろうが、その表現も荒く(いい意味で)雑でよかった。
リニューアルしたという東洋館にも行って来た。
どこがリニューアルしたのかちっともわからなかったが、中国古代(殷~春秋戦国)の青銅器や甲骨文字を見てきた。
青銅器はやはり戈・矛・戟といった武器に惹かれた。紀元前3,000年から1,000年という途方もなく昔にすでにこんなに洗練された武器をつかっていた中国人って! 驚愕である。しかも「弩(ど)」というボウガンもつかっていたなんてもう訳分からん。
動物の骨に刻まれた「甲骨文字」は簡単な記号のようで「神秘」であると同時に「ポップ」だった。可愛くすらあった。文字を発明するなんてどんな思考回路なのだろうか?
中国古代文明、パねぇ! まじリスペクトっす!
saturdayfebruary022013
0 件のコメント:
コメントを投稿