MEDIA LITERACY

メディア・リテラシー
" 情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと "(Wikipediaより)

今回の災害で情報の集め方、扱い方をたくさん学んだ。

まず、一番最初に痛感したのは、携帯電話や携帯メールなどの専用回線の脆弱さだった。携帯電話は当然のように通じず、携帯メールも受信できない、発信できないといった状態になった人が多かった。

そこで安定していたツールはtwitterとGmailだったそうだ。 これらは(サーバが海外にあるということもあるだろうが)クラウド技術の優位性を証明した。真剣にスマートフォンに乗り換えようと思った。そして、周りの人たちにもスマートフォンにしてtwitterのアカウントをとるように「布教」しようと思った。

扱い方については、まず普段からインターネットで情報を集めている人は、テレビや新聞といったマスコミに懐疑的な傾向がつよい。それが今回の地震でさらに助長されたように思う。全体数も増えたように感じる。

しかし同時に、今回はtwitter上でのデマもたくさん横行した。自分もいくつかのデマに(精神的に)振り回された。今後、もっと情報を見定める「眼力」を鍛えなければ。でもソーシャル・メディアのすぐれている点は、デマが訂正されるスピードも速いところだから、ちゃんと情報を追えばデマに振り回されることはそんなにないはず。

ソーシャル・メディアとテレビ新聞etc.のマス・メディアの比率は拮抗してくるだろう。情報格差も広がっていくだろう。テレビ新聞の役割もかわってくるだろう。そのとき「識字力(literacy)」が大切になる。感情でなく理性で情報を扱えるように。

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