♪ぼくなんてほんとはクズだよ〜♫
毛皮のマリーズの「平和」という曲の一節。自惚れて調子に乗ったワタシの鼻がポッキリ折れたときに脳内でリフレインする一節。
ぼくなんてほんとはクズで無能で外道で卑劣で臆病で器のちっぽけな小心者のくせに不平不満ばかりの卑怯者だよ。マジで。
そう。それでいい。できないことばかり。できることなんてほんのわずかしかない。なんでできないんだろう? なにができてないんだろう? まずはそこを問うてみよう。
昨日、ウィリアム・ギブソン著「ニューロマンサー」を読了した。
「難解」という評判通り大半がイメージの羅列のような小説だった。理解しようと頑張るのを諦めて詩を読むような感覚でイメージの洪水に身を任せて読んだ。特に電脳空間(サイバースペース)にジャック・インしたときの描写がまるで麻薬による超現実な幻覚のよう。バロウズの「裸のランチ」を思い起こす。「裸のランチ」読んだことないけど。あ、映画は観たことあるはず。記憶ないけど。いや、途中で断念したのか?
さて次は、「ニューロマンサー」と一緒に買ったもうひとつのSFの名作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読むとするか。
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