小説「孫子」

以前から孫子に興味があったのですが兵法書はいまいち読む気になれなかったので小説を読むことにした。

「天と地と」で有名な海音寺潮五郎の「孫子」だ。上巻は嫁から蔑まれるダメ親爺の孫武が趣味で追求していた「兵法」が思いがけず呉の宰相・伍子胥に見出され本人の意志とは関係なく成功していくという痛快劇になっている。対称的に、下巻は孫武の子孫・孫臏が友人に裏切られ両足切りの刑に処された仇をうつという復讐劇になっている。

古代中国の雰囲気が感じられて楽しかった。次は古代中国の小説といえばこの方、宮城谷昌光の「管仲」を読も!

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mondayoctober292012

ジュリーにハマる

ジュリーこと沢田研二に刹那ハマった。

セクシーで格好良すぎ! このころのテレビとか芸能界ってめちゃデカくて面白かったなぁ~と。残念ながら現在のテレビも芸能界も小粒でつまんないのぉ……。



sundayoctover282012

左発進

ドラムについて。

やはり左発進のロールがうまくいかない。右発進を長年やってきた名残りが左手をひっぱるのか? こりゃ反復しかねーな……。

サンバキックに関してはだいぶ上達したと思われる。下はサンバキックをつづけながら上はポリリズムとかある程度「歌える」ようになった。ま、イメトレだけで実際のドラムではまだやってないのだけど。

「踏む」キックでなく「落とす」キック。これも試さなければ。

sundayoctober282012

ドラム道、道半ば

左発進のロールのツブがそろわない。アクセントをつけずフラットに転がせばツブもそろうがアタマにアクセントをつけた途端ヨレる。左のアップ・ダウンが安定してないのか? いつも優遇されている右が前に出てたいと主張しているのか? ドラムはじめて20年。ドラム道はまだまだ道半ばである……。

あと「呼吸」である。一体どのタイミングで呼吸するのか? それ以外のところでは息は止めるのか? ゆっくりと漏れるように吐きつづけるのか?

ネット上にポンタ氏のインタビューが載ってて、そこに「8分の裏、3連の裏、四分音符、二分音符」という言葉があった。ビデオでは「どこで吐くか」という台詞もあったから、息は止めているのか? う~む。自ら研究しろってことか……。


追記:
レギュラー・グリップはあまり寝かせないほうがいいようだ。ポンタ氏のビデオ見てて気付いた。ポンタ氏には色々教わること多いな!

sundayoctober212012

空気

空気になりたい。

空気並に誰にも気付かれないほどの存在感のない人間になりたい。

通り過ぎる人たちはぼくのことが見えない。

ぼくは風の吹くままに流れていくだけ。

ぼくは空気になりたい。

暴力衝動とその魅惑

彼らは、「怒っているから」という理由だけで暴力を行使したわけではない。なぜならそのあとスッキリとした気分になることを経験上知っているから。一種の快感でもあった。後悔や良心の呵責といったものはだんだん薄れ、それに反比例するように行為の質と量はどんどんエスカレートしていった。暴力を行使することへのハードルも下がっていき些細なことでも「キレた」。それは彼らにとって魅惑的な行為になっていた。

まだまだ未熟者

左手発進のロールのツブがそろわない。16分のロールなんて何万回も歌ってきたはずだから自分のなかに無いということはないはず。ならば腕が言うこときいてないということ。ポンタ氏のようにはいかないか。トホホ。

タカタカと反復練習を繰り返す。

やっぱりバウンドの有無はスティック・コントロールが全然ちがうのだな。と実感。

サンバやシャッフル系のパターンをイメトレ。分離なんてわたしにゃ無理。パターンなんぞは「同時に打つ」か「交互に打つ」かのどちらかでしかねー。

ドラムひとつとってもまだまだ新しい発見があるものだす!

tuesdayoctober162012

「踊る3」観た

「踊る3」を観てきた。

今回はストーリーもよく練られてて、中盤あたりからサスペンスになったりシリアスになったりとなかなか引き込まれました。

しかし、「踊る」は本当に今回でFINALなのか? そんならホント惜しい。なぜなら、鳥飼ら三人というとても素晴らしい敵役が今回で完成したから、だ。

青島たちはいままでは警察組織の不条理と闘ってきたわけですが、室井さんが偉くなると自然その対立軸は成立しなくなってくるわけで、だとすると組織の不条理を心底憎んでいるあの三人は青島たちの新しい敵役になる(ある意味「新たなる希望」か)!

見える~。その光景が見える~。

もう一度言いますが今回がほんとにFINALなのか? スターウォーズは全6部で第4部(副題「新たなる希望」)からルークの冒険が始まった。なので「踊る」もこのMovie4から新しい展開になるんじゃないか? と勘ぐりたくなるわけです。

これでFINALなんて言わず是非次回作もつくってほしいです。いちファンとして。

しかし今回は新宿のバルト9て映画館で観たのだが、音響悪すぎ!!! 音がデカすぎて心臓バクバクいいましたわ! ほんとサイテー! もう二度と行きませんわ!!

tuesdayoctober162012

不穏な世界

近頃、事故に遭遇することが多い。

人身事故で電車が遅れたり、近くで交通事故があったとか、ワタクシ自身も攻撃的になり街中でガンを飛ばし相手に笑われて自尊心を傷つけられるという愚行を犯している。

月の満ち欠けとか光の色とかに人間は影響されるという。人間個人の精神力とか意志とか矮小な存在でしかないのだな。「自己」なんてまわりに振り回されるだけのちっぽけなものなんだな。

そもそも「自己」とか「自我」てなんなん? 東洋思想で「自我なんてものは幻である」とかいう。そんなものはだたの勘違いよ、と。

fridayoctober122012

BREMEN



この演奏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! バンドとオーケストラの完璧なアンサンブル!

そしてこの歌詞!! これはなんのメタファーなのか? これが震災のことを語ってるとしたら岸田、ネ申すぐる!

注)この曲を発表した年代や岸田が京都出身ということを考慮すれば「震災」とは阪神淡路大震災のこと。

「そのメロディは街の灯りを大粒の雨に変えてゆく」という歌詞があるが、「音が光を物質に変化される」ちゅーなんともメルヘンでファンタジックな歌詞なこと!!

それがブレーメンという童話のイメージと牧歌的なメロディとストリングスの演奏に相まって、完璧な世界観を築いてらっしゃる!

Excellent!!!

サンバとドラえもん

そうか……サンバのビートは16beatじゃなくて、どちらかというと8beat(または4beat)なんだぁ……。捉え方によって難度が全然ちがった。

先日、スティックを持った感覚が変わった。「ドラえもんの手」になったイメージ。「支点がどこ」とか「力点がどこ」みたいなものはなくなって(実際はあるのだろうけど感覚的に)丸いドラえもんの手にスティックが刺さってるような感じ。

この感覚は左手はレギュラー・グリップで、右手は人差指を伸ばして手全体でゆるく握るいわゆるフリー・グリップでタカタカやってたらそういう感覚になった。推測するに、両方のグリップともスティックを握る面積が狭いから支点と力点の間隔も狭くなってそういう感覚になったのだろう。

昨日、ヒッコリーのスティックを買ってみた。いままでメイプルのスティックを使っていたのだが、きっと考えがあってそうしていたのだろうけど、その理由を思い出せない。


saturdayoctober062012

雨にふられて

本日は休日のためぶらっとブクロへ行く。

まず新しいiPod touchを見にLABIに行くもまだ発売されておらず。トホホ。orz...

代わりにiPhone5をさわってきた。縦長になって「カワいらしさ」が薄れたような……。簡単に言っちゃえばあんまり惹かれなかった。ならば型落ちの第4世代でいいんでないか? と思ったり。

次にP'PARCOのイシバシ楽器に行く。楽器店に行くこと自体がひさしぶりだった。ドラムの練習用パッドなどを見る。一瞬なやんだがやっぱ購入しないことにする。ドラムはアコースティック楽器だ。「生」でなければならない、と。パッドで練習したいことなんてモーラーくらいだしね。とどのつまりモーラーできなくてもいいしね。それよりも体得したいことは山ほどあるし。

近頃ドラム熱が再燃している。村上ポンタの動画をニコ動で何回も見ている。やっぱ良い。この教則ビデオはもっていたのだが手放してしまった。しかもVHSのビデオデッキもないしね。「筋肉」「呼吸」「歌い方」「オフ・ビート」……。やっといまになって理解できることも多い。いっちょドラムを極めますか?!

サンシャイン通りにてハンズに向かっている途中で雨にふられた。止みそうもなかったのでしかたなくコンビニで傘を購入。

十条駅にて下車。北区中央図書館に向かう。外観はレンガ造りという北区らしからぬ洒落乙な図書館なのだ。行くのは初めて。向かうすがら大量の女子大生らとすれ違う。近くに大学がふたつもあるようだ。

で、すごく遠回りしてしまう。自衛隊の駐屯地などがあり、すごく閑静。図書館は中身は現代的でこれまた北区らしかぬキレイなものだった。海音寺潮五郎の「孫子(上)」を借りる。

帰宅しようと十条駅で埼京線に乗ろうとしたとき電車がホーム直前で急停車した。人身事故だと。しかたないので東十条駅まで徒歩で行き京浜東北線で帰ることに。赤羽駅に着いても埼京線は止まったままだった。しかし結局電車と人は接触してなかったそうな。まったく人騒がせな。

無事帰宅す。

wednesdayoctober032012