frifeb242012

気がつけば灯りも暖房もつけたまま泥のように眠っていた。風邪ひかなくてよかった ε~( ̄、 ̄;)ゞ

司馬遼太郎「項羽と劉邦」全三巻読了。

正直なところボリュームがちょいともの足りなかった。たとえば、韓信の戦闘シーンや張良の知略など、彼らが活躍する場面がもっと欲しくなった。 が、小説が苦手なワタシがわずか一週間足らずで全三巻を読破したことでもわかるように、すげーおもしろかった。司馬遼太郎作品に共通することだけども、人物描写がとても魅力的なのです。

三国志の英雄たちの雛形ともいえる英雄たちが出てきますが、コチラ(項羽と劉邦)のほうが人物が「立って」いて、「弱者・劉邦が強者・項羽に逆転勝利!」という結末も「落ち」としてスッキリとした気持ちにさせる。個人的にはコッチのほうが好きかも。

 きっと「項羽と劉邦」を題材にした小説でコレに勝るものはないだろうから、もっとこの物語が欲しくなったときは漫画か大河ドラマかなぁ?

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thufeb232012

引越し屋を決めなければならない。が、これがまた面倒くさい。とりあえず「アリさん」に見積りにきてもらうことにした。

見積りにきてくれた人は物腰がやわらかくて真面目そうな人だった。きっとキチッとした人生を歩んできたんだろうなと思わせる人。こういう人を前にするとチャランポランな人生を生きてきたワタシは引け目を感じてしまうのですよ。はぁ……。まあ結果、とても勉強してもらったので感謝感謝。

最初提示された値段が七万超えていた。さすがに引越しシーズンのピークだとそれくらいしてしまうか……。日程を一週間前倒しにしても五万。むむ。

ここで奥さんがもってきた「アリさん」のダンボールが効いた。その人が電話で上司にその旨を伝えると「スペシャル・プライス出ました!」と言ってさらに一万円くらい値引いてくれた。おおっ!! 予算内におさまってよかった~。

 しかしこれからバタバタだなぁ。

sunfeb122012

司馬遼太郎「項羽と劉邦」を読んでいる。

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能力もなく人間性も欠如していたゴロツキの劉邦。そんな劉邦が漢帝国の皇帝になる、それだけでなんて痛快な物語なんだろか! しかも史実だってんだから!

この物語を読んでいると「どんなに不徳で無能でもいいんだ!」と思わせてくれる。救われる。

今日は「ちびまる子ちゃん」が1000回記念で「私の生まれた日」という話をやっていた。泣けた。親の立場になって見て、泣けた。

ワタシも自分に子供ができてはじめて本当の意味で「人を愛する」ということをわかった気がする。こんなに人を愛したことなんて我が人生でいまだかつてない(キリッ!

お腹の中にいるときから幸せを与えてもらった。ワタシがこの世に生まれてきたのはこのために違いないとさえ思えるほどに。世の親は赤ちゃんが生まれてきてくれたことに対して、どれだけ喜んで感謝していることか! まあ、ワタシ自身「親」であると同時に「子」でもあるのだけどね。

先日、酔った勢いに任せてamazonでポチッとした本が届いた。
 
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pixivにアップしていた絵を見て「バンドのイラストを描いてほしい」という依頼がきた。正直ビビっちまう。さぁて、どうしたものか……。

thufeb092012

わざわざ途中下車してさらに徒歩で5分くらいかけて行った図書館が休みだった。オレの人生はいつもこうだよ……。

いろいろ調べてとりあえずこの三冊はどうだろう? 「脚本」「撮影」「編集」てことで。

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wedfeb082012

司馬遼太郎の「項羽と劉邦」読みやすい。さすが司馬先生。

ワタシは若い頃、映画の勉強がしたくてその関連の学校に進学したかったのだけれど、できなかった。それがいまでもグチグチと悔いに残っている。「なら自分で学べよ!」と思う今日この頃。本当に学びたいなら独学でだって学べるはず。

なんでいままでそうしなかったのだろう? 「後悔」がそれを遠ざけていたのかも。といいつつすでに去年、シナリオについての本を買って読んだっけ。絵本や児童文学なんかを真似事で書いたっけ。テヘ。

ここからちょっとシナリオ談義。

シナリオの「ト書」は「映像を活字で説明する」だけのもの。文学的表現や美文は不要。むしろ味気ないほどの「説明文」のほうが良いとされている。なにせただの「設計図」なのだから。シナリオ・脚本のこのひどく偏ったイビツな表現方法は個人的にはカッコイイと思う。

さらにシナリオは、小説の地の文のような心理描写や背景説明を映像とストーリーで表現しなければならない。この「制約」もいい(セリフをつかって説明するのは野暮。But 舞台劇ではセリフで説明する。ここらへんは「舞台劇」と「映像劇」の相違)。

映画は小説や漫画のように延々と物語を続けていくことはできない。せいぜい二時間。この「時間的制約」もいい。

とかく映像劇という表現には制約が多い。制約が多いからこそ魅力的だ。

tuefeb072012

朝起きると雨。

自己嫌悪のスパイラルに落ち込んでいる今日この頃。雨と寒さが鬱を促進させる。しかし自己嫌悪したところで人間が変わるわけでもなし。 しかし止まらないスパイラル。嘘つきで卑怯で愚かな人間。でも「それこそが人間だろ!」とも思う。……そう思う。

今日は都住の下見に行った。雨のせいか街に人の気配がなく少し不安になる。

北赤羽から赤羽駅まで歩いていったのだが、思いっきり道に迷う。そしてぐるっと回って元の場所へ! 右の道と左の道……いつもその選択を間違う。行きたい場所に行けず、気がつけばまったく来たくもない所にいる。まるでワタシの人生そのものを暗示しているようで嫌になる。

別のルートで赤羽に向かう。午後三時過ぎ。学校帰りの子供たちの姿が! 人の気配が街に満ちてくる。娘のためにも子供の多い街に住みたいのだ! 道に迷うのも悪いことばかりじゃないかも……。

帰りに司馬遼太郎の「項羽と劉邦」を購入。漫画「蒼天航路」の劉備はたぶん劉邦のエピソードがまじっているようだ。以前wikiったところ「元任侠だった」とか「逃げるとき子供を捨てた」とかは劉邦のエピソードらしい。

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ワタシ、「小説を読む」って苦手なんですが、村上春樹と伊坂幸太郎だけはスイスイ読めた。むしろドシドシ読めた。そろそろまた読んでみようかしら?

frifeb032012

都住の引越などの日時が決まった。スケジュールは結構タイトだなぁ。今日は大家さんのところにその報告とお祝いのお礼を渡しにいった。

近頃、他人に傷つけられたり自分に傷つけられることがやたら多い。自分の醜い部分やダメダメな部分がフォーカスされて劣等感を煽られるorz...

しかし、人間なんていくら自己嫌悪したり後悔したり反省したりしても、また同じことを繰り返す愚かな生き物。「自分」なんてものはそう簡単に変われるものではない。
“私が自信を持って出来ることは、自分自身であること。たとえ自分という存在が、どんな人間であろうとも。”(from ボブ・ディランBOT on Twitter
コレ↑究極にして真理。チャンチャン。