2010年日本。
東京でなにもかも諦めて暮らしている佐和子。口癖は「しかたない」。そんなとき実家の父が倒れたとの連絡が。しぶしぶ田舎に帰り家業の「しじみパック工場」を継ぐことになった。ダメダメな恋人とその連れ子をともなって。
だいたいの映画ははじめの10分くらいで面白いかつまらないか判断できるが、この映画は序盤まで面白いのかつまらないのか判断できずちょっぴり不安になった。
が、徐々に物語のテンションが上がっていき後半あたりからはガラッとテイストが変わる。
「中の下」「どうせつまらない人間」といったネガが「だから頑張るしかない!」というポジに反転する気持ちいい映画だった。
主演の満島ひかりの演技が物語とシンクロして無表情から感情爆発へと変化していくのも面白い!
ちなみに、この映画をきっかけに満島ひかりと石井裕也監督は結婚したらしいッス。
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